こんにちは。探偵という仕事柄、さまざまなご相談を受ける中で、「パートナーの不倫」に悩む方々とお話しする機会が多くあります。そうしたご相談を通じて、不倫をする人の特徴や心理には、ある程度の共通点があることに気づきました。もちろん、人それぞれの事情や背景があり、一概に「こういう人が不倫をする」と決めつけることはできません。しかし、「なぜ不倫に走ってしまうのか?」という視点で考えると、男女それぞれに傾向が見えてくることも事実です。
今回は、探偵目線で感じた「不倫をする人の特徴」を、男女別に分けてお伝えしながら、不倫に悩む方々に向けたメッセージをお届けしたいと思います。少しでも心が軽くなり、冷静に状況を見つめるための参考になれば幸いです。
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【男性の不倫の特徴と心理】
1. 承認欲求が強い人
男性は、仕事や家庭での役割に追われる中で、「認められたい」「褒められたい」という気持ちを強く持っています。特に、家庭内での会話が減ったり、奥さんからの関心が薄れたりすると、その寂しさを埋めるために外での承認を求めてしまうことがあります。
不倫相手から「素敵ですね」「尊敬します」と言われると、自分がまだ魅力的な存在であると感じられ、その快感がやめられなくなるのです。
2. 仕事でストレスを抱えている人
職場での責任が重くなるほど、ストレスのはけ口を求める傾向が強くなります。特に、経営者や管理職など、人に頼ることが難しい立場の人ほど、心の拠り所を外に求めがちです。
「家庭には仕事の悩みを持ち込みたくない」と思う一方で、職場の女性や飲みの席で出会った人に弱音を吐き、それが親密な関係へと発展するケースも少なくありません。
3. ルーティン化した結婚生活に飽きている人
長年の結婚生活の中で、パートナーとの関係が「家族」になりすぎると、恋愛的なドキドキや新鮮さが薄れていきます。その結果、外で刺激を求めるようになり、気がつけば不倫の関係に…。
このタイプの男性は、「家庭を壊したいわけではない」「ただ刺激がほしいだけ」という言い訳をすることが多いのも特徴です。
4. 異性との距離感が近い人
もともと女性との会話が得意で、軽い冗談やスキンシップを自然にできるタイプの男性は、不倫のリスクが高くなります。こうした人は、「その気がなくても女性が勘違いするような言動をする」「相手の好意に流されやすい」という特徴があるため、不倫に発展しやすいのです。
5. 友人や職場の環境が影響している人
「男同士の飲み会でのノリ」や「職場の空気」が、不倫を助長するケースもあります。不倫をしている同僚や友人が多い環境では、それが当たり前のように感じられ、「自分も少しくらい…」という気持ちになってしまうことも。
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【女性の不倫の特徴と心理】
1. 心の満たされなさを感じている人
女性が不倫に走る理由の多くは、「心の寂しさ」にあります。夫からの関心が薄れたり、家庭の中で自分の存在意義を見失ったりすると、「誰かに愛されたい」「必要とされたい」と思うようになります。
特に、結婚して数年経ち、夫婦関係がマンネリ化してくると、「女として見られたい」という気持ちが強くなり、不倫へとつながるケースが増えていきます。
2. 夫への不満を抱えている人
家事や育児を一手に引き受け、夫の協力がない状態が続くと、「私は家政婦じゃないのに…」と不満が募ります。そのストレスが限界に達すると、「外で自分を大切にしてくれる人を求める」という心理が働くのです。
この場合、不倫相手は「話を聞いてくれる人」であることが多く、最初は相談相手だった男性と親しくなり、関係が深まっていくことがよくあります。
3. 恋愛体質な人
恋愛をしているときに「生きている実感」を持つタイプの女性は、不倫のリスクが高くなります。結婚後も「恋をしていたい」という気持ちが強く、新たな出会いがあると惹かれやすくなります。
このタイプの人は、不倫を「悪いこと」と認識しながらも、「好きになったものは仕方ない」と感情を優先しがちです。
4. 夫婦関係が冷え切っている人
夫との会話がなく、家庭内別居のような状態が続くと、「このまま一生こうなのかな…」という虚しさが募ります。そんなとき、たまたま優しくしてくれる男性が現れると、その温もりに惹かれてしまうのです。
この場合の不倫は、感情的なつながりが深くなりやすく、泥沼化するケースも少なくありません。
5. 仕事や趣味の場で出会いが多い人
仕事でバリバリ活躍している女性や、趣味の活動が活発な人は、新しい出会いが多くなります。特に、職場で信頼関係が築かれると、そこから恋愛感情が芽生えることもあります。
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【探偵からのメッセージ】
不倫の問題に直面すると、「なぜ?」「どうして?」と相手を責めたくなる気持ちが湧くのは当然です。しかし、冷静に考えると、不倫の背景には「満たされない気持ち」「日常への不満」「刺激を求める心」など、さまざまな要因が絡み合っています。
だからこそ、不倫をした相手を一方的に責めるのではなく、「どうしてそうなったのか?」を見つめ直すことは大切です。
もちろん、不倫は許される行為ではありません。100歩譲ってもシタ側が悪いことは大前提です。
その根底にある問題を解決できれば、夫婦関係の修復も可能かもしれません。
悩んでいる方へ。あなたが少しでも前を向けるよう、心から願っています。
最後までご拝読いただきまして
誠にありがとうございました。